育て方

ユーフォルビア・ラクテアの育て方|置き場所・水やり・冬越し・増やし方と似た種類の見分け

木の縁側に置いた素焼き鉢のユーフォルビア・ラクテア。稜のある柱状の茎に白い大理石模様が入っている
AIで生成したイメージです
この記事の結論

ラクテアの手入れは、株のどれだけが白いかで決まります。緑の多い株は春秋の日なたでよく育ち、白い部分が多い株ほど光を和らげ、冬は10℃を目安に室内へ入れます。一年中室内で育てる場合は、窓辺の光と風の不足を補うのが要点です。肥料は5〜9月に薄めて月1回ほどで足ります。扇形のマハラジャは上下が別の植物で、水を吸っているのは下の台木のほう。増やすときは、柱の株は挿し木、扇の株は接ぎ木で、どちらも5月から初夏の暖かい時期が向いています。ホワイトゴーストのブヨブヨは、柔らかい場所で原因が分かれ、硬い部分まで切り戻せば残せることが多くあります。

ユーフォルビア・ラクテア(学名 Euphorbia lactea、和名 帝錦)は、稜の立った柱状の茎に白い大理石のような模様が入る、インドからスリランカのあたりを原産とする低木です。やっかいなのは、この「ラクテア」という札が、緑の柱・真っ白なホワイトゴースト・白い扇が載ったマハラジャという、見た目のまるで違う株に同じように付いていることです。この記事では、姿ごとの要点と1年の手入れの流れを先に一覧にし、そのあと手元の株の見分け方(よく似た彩雲閣との違いを含めて)、置き場所・水やり・冬越し・室内で一年中育てるときの工夫・接ぎ木株の扱い・肥料と切り戻し・増やし方、そしてホワイトゴーストがブヨブヨしてきたときの対処までを順に見ていきます。属全体に共通する考え方はユーフォルビアの育て方にまとめています。

ラクテアの育て方の要点|3つの姿で、ここだけ変わる

先に結論を一覧にします。大枠は「白い部分が多い株ほど、光は弱く・水と肥料は控えめに・冬は早めに室内へ」。それぞれの理由と手順は、このあとの章で一つずつ開いていきます。

項目緑の柱(帝錦)ホワイトゴーストマハラジャ(接ぎ木)
置き場所(春・秋)屋外の日なたレースのカーテン越し明るい日陰・午前の日だけ
真夏30〜50%の遮光直射を避ける直射を避ける
水やり(生育期)乾いてからたっぷり。7〜10日に1回が目安緑の株より間隔を空ける扇ではなく土の乾きで決める
冬10℃を切ったら室内へ。水は月1回前後10℃を切る前に室内へ10℃を切る前に室内へ
肥料5〜9月に薄い液体肥料を月1回緑の株の半分ほど控えめに
気にかけるところ伸びすぎた柱の切り戻しブヨブヨ・緑の枝台木の芽・接ぎ目・倒れ

1年の手入れの流れ

時期置き場所と水作業
3〜4月最低気温が10℃を超えたら、半日陰で1〜2週間慣らしてから外へ。水は少しずつ戻す肥料はまだ与えない
5〜6月生育期。土が乾いたらたっぷり。梅雨の長雨は当てない植え替え・切り戻し・挿し木の適期。肥料を始める
7〜8月緑の株も遮光。水は気温が下がる夕方以降に挿し木はできる。猛暑が続く間は肥料を休む
9〜10月二度目の生育期。10月下旬からは取り込みの準備肥料は9月で終える。挿し木も9月まで
11〜2月室内の明るい場所。10℃前後なら水は月1回前後の少量植え替え・切り戻し・肥料はしない

ラクテアとは|まず、手元の株がどの姿かを見る

自生地では高さ2〜5mの樹になる低木です。茎は直径3〜5cmほどで、断面は三角形から菱形。稜がはっきりと立ち、その縁に短い刺が1〜1.5cmの間隔で対になって並びます。緑の地に白っぽい斑がまだらに流れるのが基本の姿で、英名の mottled spurge(まだらのスパージ)はここから来ています。属名に添う lactea は「乳」の意味で、白っぽい肌と、切ったときに多く出る白い樹液の両方にかかる名前です。

和名は帝錦(みかどにしき)。扇状に育った株が夕焼珊瑚(ユウヤケサンゴ)の名で並ぶこともあり、園芸店の札は一つに定まっていません。

流通している3つの姿

呼び名見た目白い部分根のつくり育ち方
ラクテア(帝錦)稜の立った緑の柱に、白い大理石模様少なめ自分の根早い。よく枝分かれして大きくなる
ホワイトゴーストほぼ乳白色。成長点のまわりだけ淡い緑ほとんど自分の根ゆっくり
マハラジャ/ユウヤケサンゴ白く波打つ扇が、緑の柱の上に載るほとんど接ぎ木(台木の根)扇はごくゆっくり

左から、白い大理石模様の入った緑の柱状のラクテア、ほぼ乳白色のホワイトゴースト、緑の台木の上に白い扇が載ったマハラジャを並べた鉢植え 左から緑の柱(帝錦)、ホワイトゴースト、接ぎ木のマハラジャ。同じ札でも、白い部分の量と根のつくりが違います。(AIで生成したイメージです)

扇形になるのは、成長点が一点ではなく線状に伸びる**綴化(てっか。帯化とも)**という変異が起きたためです。綴化した部分は白く色素が抜けていることが多く、自分では栄養をほとんど作れません。そのため市販のマハラジャは、育ちの早い別のユーフォルビア(キリン角など)を台木にした接ぎ木の株が大半を占めます。

同じ「ラクテア」でも、この3つは光の当て方と水の決め方が変わります。姿のタイプ別の一覧はユーフォルビアの種類にまとめました。

「白樺キリン」はラクテアとは別の種類

白い多肉のなかで名前がいちばん混ざりやすいのが白樺キリンです。こちらは鱗宝(Euphorbia mammillaris)の斑入りで、ラクテアとは別の種類にあたります(育て方は白樺キリンの育て方に)。見分けはそれほど難しくありません。

  • 白樺キリン:指ほどの太さの円筒が、イボ状に節くれ立って並ぶ。株元から子株が吹いて群生していく。
  • ラクテア:ずっと太い柱で、稜がまっすぐ通り、その縁に対の刺が規則的に並ぶ。枝分かれして木のように育つ。

乾かし気味に育てる・冬は室内へ、という大枠は近いので、取り違えたまま育ててもすぐに枯れることはありません。ただし白樺キリンのほうが小ぶりで増えやすく、鉢のサイズ感や仕立て方の話がかみ合わなくなります。

彩雲閣(トリゴナ)・キリン角とは、葉と模様で見分ける

緑の柱の株でいちばん取り違えやすいのが、彩雲閣(さいうんかく。Euphorbia trigona)です。どちらも稜のある柱が枝分かれして燭台のように立ち上がり、売り場では「ユーフォルビア」とだけ札が付いて隣に並んでいることもあります。もう一つ、マハラジャの台木によく使われるキリン角(Euphorbia neriifolia)も、台木から芽が伸びると柱の株に見えてきます。

見るところラクテア(帝錦)彩雲閣(トリゴナ)キリン角
葉ごく小さく、出てもすぐ落ちる稜の縁にへら形の葉が並び、生育期のあいだ残る枝先に肉厚の葉がまとまって付く
模様茎の中央に、白い大理石模様がまだらに流れる淡い緑の矢羽根のような模様が、稜に沿って規則的に入る模様は目立たない緑一色
稜と断面3〜4稜。三角から菱形3稜が多い稜が浅く、断面は丸みを帯びる

いちばん分かりやすいのは葉です。生育期に稜の縁へ葉がずらりと並んで残っていれば彩雲閣、葉がほとんど見当たらず白い模様が目立てばラクテアと考えて差し支えありません。赤紫に色づく彩雲閣は「ロイヤルレッド」の名で流通しています。

彩雲閣も置き場所や冬越しの考え方はほぼ共通で、10℃を目安に室内へ入れれば大きく外れることはありません。葉を付けているぶん、生育期には水をやや多く使う、という程度の差です。

オベサ・鉄甲丸との違い

縁側が専門にしているオベサや鉄甲丸も同じユーフォルビア属ですが、手触りは違います。

ラクテア(柱状タイプ)オベサ・鉄甲丸(多肉質タイプ)
姿稜のある柱が枝分かれして伸びる茎が球形・松かさ状にふくらむ
水土が乾いてからたっぷり。7〜10日に1回が目安完全に乾いてから、さらに数日おいて
伸び方上へ伸び続ける。切って姿を決めるゆっくり太る。剪定はしない
手入れの中心光の強さの調整と、接ぎ木株の管理水の加減と置き場所

球形種は放っておいても形が崩れませんが、ラクテアは伸びます。手を入れる前提の植物だと思っておくと扱いやすくなります。多肉質タイプの水の考え方はオベサの水やりにありますが、ラクテアのほうがやや水を欲しがるので、同じ間隔をそのまま当てはめないほうが安全です。

置き場所|白い部分が多い株ほど、光を和らげる

ラクテアの置き場所は、案内によって「一年をとおして日なた」と「レースのカーテン越し」に分かれます。どちらかが間違っているわけではなく、指している株の白さが違うだけです。

白い部分には葉緑素がほとんどありません。光を受け止める仕組みを持たないぶん焼けやすく、そのうえ自分で作る栄養も少ない。つまり、株のどれだけが白いかが、そのまま当てられる光の強さになります。

  • 緑が多い株(帝錦タイプ):春と秋は屋外の日なたでいちばん締まった姿に育ちます。真夏だけ30〜50%の遮光をするか、午後に日陰になる場所へ。
  • 白と緑が半々の斑入り株・マハラジャの扇:明るい日陰か、午前の日だけが当たる場所。真夏の直射は避けます。
  • ほぼ真っ白なホワイトゴースト:レースのカーテン越しくらいの明るさが基本。直射に当てるとしても、春秋の朝の数時間までにとどめます。

ほぼ乳白色の稜のある茎が枝分かれし、成長点のまわりだけ淡い緑色をしているユーフォルビア・ラクテア「ホワイトゴースト」 白い部分には葉緑素がほとんどなく、緑が差すのは成長点の周りだけ。焼けやすいのはこのタイプです。(AIで生成したイメージです)

どのタイプでも効くのが風通しです。空気が動く場所では鉢の中が早く乾き、多少多めに水を与えても土がリセットされます。また、置き場所を変えるときは1〜2週間かけて半日陰を経由させると、日焼けはほとんど防げます。室内から急に屋外の日なたへ出したときに起きる白い抜けや茶色い跡は、あとから消えることはなく、新しい成長に置き換わるのを待つことになります。

光が足りないほうへ振れると、茎は細く長く伸びて稜が浅くなり、色も薄くなります。この伸び方と戻し方はオベサの徒長で扱っている考え方がそのまま使えます。

水やり|乾いてからたっぷり。扇ではなく土で決める

基本は土が中まで乾いてから、鉢底から流れ出るまでたっぷり。受け皿にたまった水は捨てます。乾燥した土地の出身で、常に湿った土がいちばん苦手です。

時期頻度の目安与え方
春・秋(生育期)7〜10日に1回土が中まで乾いてから、鉢底から流れるまで
梅雨〜真夏乾きが早ければ間隔を詰める気温が下がる夕方以降に。長雨は当てない
冬(10℃前後で管理)月1回前後完全に乾いてからさらに数日おいて、少量

乾いたかどうかは、鉢の縁から竹串を挿して抜くか、水やり直後との鉢の重さの差で確かめます。柱状の株なら、茎の表面に縦のしわが浅く寄りはじめるのも合図のひとつです。

判断が変わるのが接ぎ木の株です。水を吸っているのは上の扇ではなく、下の台木の根で、扇のほうはもともと水をためて縮みにくい。つまり扇の張りを見ても乾きは分かりません。接ぎ木株では姿を見ずに、土の乾きと鉢の重さで決めます。台木は育ちの早い種類なので生育期にはよく水を使いますが、過湿に弱い点は変わらないので、量ではなく間隔で応えます。ほかのユーフォルビアとの間隔の違いはユーフォルビアの水やりで比べられます。

紛らわしいのは、根が傷んだときにも同じようにしわが出ることです。水をやってもしわが戻らない、土が湿ったままなのに茎が黄ばむ、株元が黒ずんでやわらかい——このどれかが当てはまるときは、水不足ではなく根のほうを見ます。手順はオベサの根腐れと同じ考え方で進められます。

冬越し|10℃を目安に室内へ、水を減らして備える

暑さには強く、寒さは苦手です。

最低温度の目安株の様子管理
15℃以上ゆるやかに伸び続ける生育期に近い水やり。明るい場所で
10〜15℃生育が止まる水を減らし、乾かし気味に
5〜10℃動きが止まる。傷むことがあるほぼ断水。置き場所を見直す時期
5℃未満茎が傷み、黒ずんでやわらかくなる避ける

夜の最低気温が10℃を切りはじめる頃(地域によって10月下旬から11月)に室内へ取り込みます。室内で気にかけるのは3つで、窓ガラスのすぐそばは夜間に外気並みまで冷えること、暖房の風が直接当たると茎が乾いて縮むこと、そして水を控えるほど寒さに耐えやすくなることです。冬に水を減らすのは、そのまま寒さ対策でもあります。

白い部分が多い株ほど体力の蓄えが少なく、同じ温度でも先に傷みやすい傾向があります。ホワイトゴーストやマハラジャは、10℃を切る前の早めの取り込みで構いません。

春に屋外へ戻すのは、最低気温が安定して10℃を超えてから。ここでも半日陰から1〜2週間かけて慣らします。冬のあいだ室内で過ごした株は光に対して敏感になっているので、取り込みのときより戻すときのほうが焼けやすい時期です。

室内で一年中育てるとき|窓辺の光と風を補う

ラクテアは観葉植物として売られることも多く、屋外に出さず室内だけで育てる人も少なくありません。室内でも育ちますが、屋外とくらべて光と風が足りなくなるぶん、置き方で補います。

気にかけること室内で起きやすいこと補い方
光細く伸び、稜が浅くなる南か東の窓辺。ガラスから1m以内
傾き窓のほうへ曲がって伸びる1〜2週間ごとに鉢を4分の1回す
風土が乾かず、根が傷みやすい換気かサーキュレーターの弱い風
冷暖房茎が乾いて縮む吹き出し口の風が当たらない位置へ
樹液折れた枝から白い液が出る子どもやペットの手が届かない場所へ

光は窓辺で。足りなければ照明で足す

置き場所は、南か東に面した窓辺がいちばん安定します。緑の多い株はガラス越しの光をそのまま当て、ホワイトゴーストやマハラジャの扇は、夏の日中だけレースのカーテンを引く程度で足ります。窓から2〜3m離れた部屋の奥は、人の目には明るく見えても光の量が大きく落ちるので、ラクテアには足りません。

窓辺を確保できない場合は、植物育成用のLEDライトで補えます。株の上から数十cm離して、1日10〜12時間ほど点けるのが目安です。新しく伸びる部分の太さと稜の深さが前と変わらなければ、光は足りています。

傾きと高さは、回して・切って整える

ラクテアは光のほうへ伸びるので、窓辺に置いたままにすると片側へ傾いていきます。1〜2週間に一度、鉢を4分の1ほど回すと、柱がまっすぐに育ちます。天井や棚に届きそうになったら、5〜7月に切って高さを決めます(手順は後の「伸びすぎた柱は、5〜7月に切って高さを決める」)。

風と水は、屋外より控えめに

室内は屋外より土が乾くのに時間がかかります。同じ7〜10日に1回でも、土の中がまだ湿っていることがあるので、竹串や鉢の重さで乾きを確かめてから与えます。窓を開けて空気を入れ替えるか、サーキュレーターの弱い風を部屋に回しておくと乾きが揃います。冷房や暖房の吹き出し口から直接風が当たる場所は、茎が乾いて縮むので避けます。

迎えたばかりの株は、2週間ほど様子を見る

売り場は温室や明るい店内のことが多く、家の環境とは光も温度も違います。迎えた直後は、いきなり直射の当たる場所へ置かず、明るい日陰で1〜2週間慣らしてから定位置へ移します。植え替えもこのあいだは急がず、5〜6月の適期を待つのが基本です。

ただし次の2つは早めに見ておきます。ひとつは鉢の底に穴があるか。観葉植物として売られる株は、穴のない鉢カバーに入っていることがあり、そのまま水をやると底に水がたまります。水やりのときは鉢カバーから出して、鉢底から流してから戻します。もうひとつは土の表面が固められていないか。化粧石を接着剤で固めた株は、土の乾きが見えず水も抜けにくいので、次の植え替えで取り除きます(手順はユーフォルビアの植え替え)。

折れた枝や傷から出る白い樹液は、肌や目に付くと刺激になります。子どもやペットのいる家では手の届かない高さに置くと安心です。扱い方はユーフォルビアの白い樹液にまとめています。

接ぎ木株(マハラジャ)の見方|台芽・接ぎ目・重心

白く波打つ扇状の上部が、緑の柱状の台木の上に接がれているユーフォルビア・マハラジャの鉢植え。接ぎ目の段差が見えている 上の扇と下の柱は別の植物。境目の段差が接ぎ目です。(AIで生成したイメージです)

マハラジャの株は、上と下で別の植物です。上が綴化したラクテア、下が根を張って水と養分を送る台木。この構造を知っていると、扱いどころが3つに絞れます。

台木から出る芽は、小さいうちに取る

接ぎ目より下から緑の芽や葉が出てきたら、それは台木のものです。そのままにすると勢いが台木側へ向かい、上の扇の成長が鈍ります。付け根から指で掻き取るか、清潔な刃物で落とします。小さいうちのほうが跡が残りません。

例外は、株全体が弱っているときです。扇が傷んで面積を減らしているような場合には、体力が戻るまで台木の葉を数枚残しておく考え方もあります。回復してきたら取り除きます。

接ぎ目は埋めない、ぶつけない

接ぎ目は組織のつながった一点で、株のなかでいちばん弱いところです。植え替えのときに深く植えて接ぎ目を土に埋めると、そこが湿ったままになって傷みます。土の上に接ぎ目が出る高さで植えるのが基本です。

扇が育つと頭が重くなり、鉢ごと倒れやすくなります。軽い樹脂鉢よりも素焼きや陶器の重さのある鉢のほうが安定します。支柱を添える場合は、接ぎ目ではなく台木の柱に沿わせます。

扇が傷んだとき

扇の一部が茶色く乾いてきたり、やわらかく崩れてきたりした場合、その部分が元に戻ることはありません。硬く健全な組織が出るところまで、消毒した刃物で切ります。台木と接ぎ目が生きていれば、残った部分から成長が続くことがあります。

なお、扇の白い部分だけを切って挿し木にしても、栄養を自分で作れずに枯れてしまうことがほとんどです。増やしたい場合は緑の残る部分を含めて切るか、台木を用意して接ぐ方法になります。

ほかのユーフォルビアの姿も見てみる2,000種を超えるユーフォルビアを、姿のタイプ別に整理しました。ラクテアと同じ柱状・低木のものから、球形の多肉質タイプまで。
ユーフォルビアの種類を見る →

用土・肥料・植え替え・切り戻しと、白い樹液の扱い

用土は水はけ重視

市販のサボテン・多肉植物用の培養土がそのまま使えます。観葉植物用の保水性が高い土を使う場合は、軽石やパーライトを2〜3割ほど混ぜて水はけを補います。自分で配合するなら、硬質赤玉土(小粒)4・軽石2・鹿沼土(小粒)2・ヤシ繊維など2あたりが扱いやすい配合です。

肥料は生育期に薄く。白い株ほど控えめに

ラクテアは肥料が少なくても育つ植物です。与えるなら5〜9月の生育期に、規定より薄めた液体肥料を月1回ほど。植え替えのときに緩効性の固形肥料を少量、用土に混ぜておくだけでも足ります。

  • 緑の柱(帝錦):上の目安どおりで十分です。多すぎると茎が細く間延びし、稜が浅くなります。
  • ホワイトゴースト:育ちがゆっくりで、根が使う量も少ない株です。回数を緑の株の半分ほどにするか、さらに薄めます。乾きにくい鉢に使い切れない肥料分が残ると、根の負担になります。
  • マハラジャ:肥料を吸うのは下の台木の根です。多く与えると台木の勢いが増し、接ぎ目の下から芽が出やすくなることがあるので、控えめにします。

与えないのは、10月から翌4月までの生育が止まる時期、植え替え直後と挿し木の発根前、そして調子を崩している株です。弱った株に肥料で力をつけることはできず、かえって根を傷めます。まず置き場所と水を整え、新しい成長が見えてから再開します。

植え替えは5〜6月、2〜3年に1回

鉢底から根が出ている、水が染み込みにくくなった、2年以上植え替えていない、が入れ替えどきの目安です。

  1. 数日前から水を止め、土を乾かしておきます。
  2. 手袋をつけて株を抜きます。ラクテアの根は細くて傷みやすいので、根鉢を崩すのは3分の1ほどまで。黒く変色した根だけを切ります。
  3. 一回り大きい鉢に、乾いた新しい用土で植えます。接ぎ木株は接ぎ目が土から出る高さで。
  4. 植え付けから4〜5日から1週間は水を与えず、その後に通常の水やりへ戻します。

すぐに水を与えないのは、根の傷から菌が入るのを防ぐためです。植え替え直後の1週間ほどは、明るい日陰に置いて休ませます。株のタイプごとの根の扱いはユーフォルビアの植え替えにもまとめています。

伸びすぎた柱は、5〜7月に切って高さを決める

ラクテアは上へ伸び続けるので、置ける高さを超えたら切り戻して姿を決めます。切った位置の近くから新しい枝が出やすく、枝数の多い姿に仕立て直せます。

  1. 残したい高さを決め、手袋をつけて、消毒した刃物で水平に切ります。
  2. 株側の切り口から出る乳液を流水で洗い流し、雨や水やりの水がかからない明るい日陰で乾かします。
  3. 新しい芽が動きだすまでは、水やりを控えめにします。数本出てきたら、伸ばしたい向きのものを残します。

この時期に切るのは、冬までに切り口が締まり、新しい枝が育つ時間を取れるからです。切り取った上の部分は、そのまま次の挿し木に使えます。

白い樹液は、段取りを決めておけば済む

名前のとおり乳液の多い種類で、細い茎を1本切っただけでも白い液がしたたります。ユーフォルビア属に共通する刺激性の成分を含み、皮膚につくとかぶれることがあり、目に入ると強い炎症を起こした例が報告されています。触れているだけで害が及ぶ植物ではないので、切るときの段取りだけ決めておきます。

  • 作業用の手袋を鉢のそばに置いておきます。
  • 切り口が自分の顔より下になる姿勢で作業します。眼鏡をかけていると、跳ねた滴が目に入りにくくなります。
  • 鉢の下に新聞紙を敷いておくと、したたった乳液ごと片づけられます。乾くと固まり、床や家具に残ると取りにくくなります。
  • 皮膚についたら石けんと流水でよく洗い流します。ヒリヒリやかぶれが続くときは皮膚科へ。
  • 目に入ったときは、こすらずに大量の水で洗い流し、痛みや充血が残れば眼科を受診します。

置き場所も、はじめに決めておくと楽になります。通り道や小さなお子さんの手の届く高さを避けて、少し高い棚の上に置くと、茎を折る事故そのものが起きにくくなります。乳液の多さが際立つ仲間としてはミルクブッシュがあり、扱いの勘どころは共通しています。かぶれや目に入ったときの手当てはユーフォルビアの樹液の扱いにまとめました。

増やし方|柱の株は挿し木、扇の株は接ぎ木で

ラクテアは栽培下ではほとんど花が咲かず、咲いても小さく目立たないため、種から増やすことはまずありません。増やし方は挿し木と接ぎ木の二つで、どちらが向くかは姿で決まります。

姿向く増やし方根付くまでの目安気をつけること
緑の柱(帝錦)挿し木1か月〜1か月半太い枝ほど切り口を長めに乾かす
ホワイトゴースト挿し木1か月半〜2か月先端に淡い緑が残る枝を選ぶ
マハラジャ(扇)接ぎ木接ぎ目が締まるまで2〜4週間扇だけを挿しても根はまず出ない

白い部分の多い枝ほど自分で栄養を作る力が弱く、根が出るまでの体力が続きにくくなります。扇の部分はその極端な姿なので、根のある別の株に載せて、台木の根に水と養分を任せる接ぎ木で残します。

挿し木は5〜9月

枝分かれした茎を切って増やせます。伸びすぎた株の仕立て直しと同時にできるのが利点です。ホワイトゴーストは発根に時間がかかるので、このあとの「ブヨブヨしたとき」の節にある目安も合わせて見てください。

  1. 茎を10〜15cmほどに切り分けます。
  2. 切り口から出る白い乳液を、流水でよく洗い流します。
  3. 風通しのよい日陰で2〜3日から1週間、切り口をしっかり乾かします。
  4. 乾いた挿し木用土に挿し、明るい日陰で管理します。
  5. 発根までは1か月から1か月半。それまでは土を乾かし気味に保ち、根が動きはじめてから通常の水やりに戻します。

乳液を洗い流してから乾かすのは、切り口が乳液で固まって水を吸わなくなるのと、雑菌が入るのを同時に防ぐためです。

接ぎ木は5〜7月、気温の高い時期に

扇の一部を切り分けて新しい株にしたいときや、台木が傷んで扇だけを残したいときは、根の張った別の株に接ぎます。台木には、元気な緑のラクテアやキリン角の、扇の切り口と太さが近いものを選びます。

  1. 台木の柱を、残したい高さで水平に切ります。扇(穂)のほうも、付け根を水平に切りそろえます。
  2. 両方の切り口から出る乳液を、流水でさっと洗い流します。
  3. 切り口が乾ききらないうちに、断面の中心近くに見える輪(水と養分の通り道)どうしが重なるように合わせます。太さが違うときは、輪の一部だけでも重なる位置にずらします。
  4. 輪ゴムやひもを鉢の下に回し、扇を上から軽く押さえて固定します。強く締めすぎると切り口がつぶれます。
  5. 雨と直射日光の当たらない、明るく暖かい場所に置きます。水は台木の土にだけ与え、接ぎ目には1〜2週間かけないようにします。
  6. 2〜4週間たって固定を外し、扇を軽く押してもぐらつかなければ付いています。

この時期を選ぶのは、台木の勢いが強く、切り口がふさがるのが早いからです。うまく付かなかった扇も、切り口を新しく切り直せば、別の台木で試し直せます。接いだあとの台芽や重心の扱いは、前の「接ぎ木株(マハラジャ)の見方」の節と同じです。

ホワイトゴーストがブヨブヨしたとき|柔らかい場所で原因を分ける

ラクテアのなかでも、茎が柔らかくなるトラブルがいちばん起きやすいのがホワイトゴーストです。白い株は葉緑素が少ないぶん育ちがゆっくりで、水を使う量も少なくなります。緑の多い帝錦と同じ間隔で水を与えると、鉢の中が乾ききらないまま次の水が入り、根や株元が傷みやすくなります。冬の冷えが重なると、この傾向はさらに強まります。

どこが柔らかいかで、原因の見当がつく

指で軽く押して、硬さの残る部分と柔らかい部分の境目を探します。柔らかくなりはじめた部分は、しばらくすると黄ばみから茶色、黒へと色が変わっていきます。

柔らかい場所考えられる原因あわせて見るところ
株元・土に接するあたり根腐れ(土の過湿)土が何日も湿ったままか。抜くと根が黒く崩れるか
枝の付け根(分かれ目)付け根から入った傷み。水が溜まる、傷口から菌が入る枝が自分で立たず、傾いてくるか
枝の先・上のほうの一部冷え。冬の窓辺や、冷たい水が当たった部分夜に冷える場所に置いていたか
全体が柔らかく、しわが寄る。色は白いまま水切れ、または根が水を吸えていない水を与えて2〜3日で張りが戻るか

最後の行だけは性質が違います。水を与えて張りが戻れば水切れで、手当ては要りません。戻らず、土が湿っているのに柔らかさが続くなら、根が働いていないと考えて株元や根を確かめます。

硬い部分まで切り戻して、残す

柔らかく変色した組織が元に戻ることはありません。傷みは内側から広がるので、見つけたら早めに切るほど残せる部分が多くなります。

  1. 水やりを止めます。
  2. 手袋をつけ、柔らかい部分より少し下(株元側)を、消毒した刃物で切ります。
  3. 断面を見ます。茶色や黒の輪、筋が残っていれば、さらに少しずつ切り進めます。断面が全体に白く、みずみずしく硬いところで止めます。
  4. 出てくる白い乳液を流水で洗い流します。
  5. 残した株も切り取った枝も、風通しのよい明るい日陰で切り口を乾かします。ホワイトゴーストは水分が多く乾きにくいので、1〜2週間を目安に、切り口が硬く締まるまで待ちます。
  6. 株元から傷んでいた場合は鉢から抜いて根を確かめ、黒く崩れた根を取り除いて、乾いた新しい用土に植え直します。

新聞紙の上に置かれた、切り口を乾かしているホワイトゴーストの白い挿し穂と剪定ナイフ。奥に残した親株の鉢がある 切り取った健全な部分は、切り口が硬く締まるまで乾かしてから挿します。(AIで生成したイメージです)

切り取った上の部分は、挿し木で残せる

株元が傷んでも、上のほうの硬い部分が生きていれば、挿し木として残せます。先端の淡い緑が残っている枝を選ぶと、根が出るまでの体力が保ちやすくなります。緑の多い帝錦に比べると発根までに時間がかかり、1か月半〜2か月ほどみておくと焦らずに済みます。適期は5〜9月で、それ以外の時期に切った枝は、切り口を乾かしたまま暖かい室内で春を待たせても構いません。手順と乾かす日数の考え方はユーフォルビアの挿し木にまとめています。

ブヨブヨを繰り返さないために

  • 水は緑の株より間隔を空ける。 同じ鉢でも白い株のほうが土の乾きは遅いので、竹串で中まで乾いたのを確かめてから与えます。
  • 株の上からではなく、株元の土に注ぐ。 枝の分かれ目に水が溜まったままにならないようにします。
  • 鉢を大きくしすぎない。 株に対して土が多いと、乾くまでの日数が延びます。
  • 冬は10℃を切る前に取り込み、水を大きく減らす。 冷えと過湿が重なるのが、いちばん傷みやすい組み合わせです。

調子を崩したとき|たどる順番

ラクテアの不調は、多くが「光」「水」「温度」のどれかに行き着きます。

白い部分が茶色くなる・かさぶたのようになる

日焼けです。置き場所を変えた直後、季節が進んで日射しが強くなった時期に起こります。焼けた跡は元に戻らないので、光を和らげた場所へ移し、新しい成長に置き換わるのを待ちます。白い部分の多い株ほど起きやすい変化です。

茎がぶよぶよする・株元が黒い

根腐れか、寒さによる傷みです。やわらかくなった部分は戻りません。水を止めて鉢から抜き、根を確かめます。傷みが上まで進んでいる場合は、硬い部分まで切り戻し、切り口を乾かしてから挿し木として残せます。柔らかい場所ごとの見分けと切り戻しの手順は、上の「ホワイトゴーストがブヨブヨしたとき」で詳しく扱っています。

細く伸びて、稜が浅くなる

光が足りていません。明るい場所へ移しますが、ここでも半日陰を経由して慣らします。伸びてしまった部分は元に戻らないので、生育期に切り戻して新しい枝を作り直すのが早道です。

小さな葉が出て、しばらくして落ちる

生育期のラクテアは、新しく伸びた部分に薄い小さな葉を付けます。乾いてくると落とすので、これは異常ではありません。株の調子は葉ではなく、茎の張りと色で見ます。

白い綿のようなもの・べたつき

カイガラムシやアブラムシです。稜の谷や刺の付け根に付きやすいので、数が少ないうちに綿棒や歯ブラシで取り除き、風通しを見直します。密に茂ったまま室内で冬を越すと出やすくなります。

伸びる種類の手入れに慣れると、同じユーフォルビアでも動きの静かな球形のタイプが面白く見えてきます。縁側では、オベサと鉄甲丸の交配種「オベサ鉄甲」(愛好家のあいだでは「オベ鉄」)の個体を、1株ずつ姿を見て紹介していく予定です(個体販売は準備中)。はじめの入荷は入荷通知に登録いただいた方から先にお知らせします。球形のユーフォルビアの世界はオベサの育て方から辿れます。

よくある質問

「ラクテア」と書いてあったのに、手元の株は白い扇の形です。同じ植物ですか?

同じ種類です。扇の形になっているのは、成長点が一点ではなく線状に伸びる綴化(てっか)という変異が起きたためで、元はラクテアです。この姿の株は「マハラジャ」「ユウヤケサンゴ」の名前で流通することもあります。ただし扇の部分は白く色素が抜けていて自分で栄養をほとんど作れないため、多くは別の丈夫なユーフォルビアを台木にした接ぎ木の株です。緑の柱の上に扇が載り、境目に段差があれば接ぎ木と考えて構いません。育て方は柱状の株より光を和らげる方向になります。

下の緑の柱から葉が出てきました。取ったほうがいいですか?

接ぎ目より下から出る芽や葉は台木のものなので、小さいうちに付け根から取り除きます。残しておくと勢いが台木のほうへ向かい、上の扇の成長が鈍ります。例外は株全体が弱っているときで、扇が傷んで面積を減らしているような場合には、体力が戻るまで数枚残しておく考え方もあります。回復してきたら取り除きます。

白樺キリンと同じ育て方でいいですか?

白樺キリンは鱗宝の斑入りで、ラクテアとは別の種類です。乾かし気味に育てる、冬は10℃を目安に室内へ入れる、といった大枠は近いので、取り違えたまま育ててもすぐに枯れることはありません。見分けるなら茎の形です。白樺キリンは指ほどの太さの円筒がイボ状に節くれ立ち、株元から子株が吹いて群生します。ラクテアはもっと太い柱で、稜がまっすぐ通り、その縁に短い刺が対で並びます。

肥料は必要ですか?

なくても育ちますが、生育期に少し与えると枝の伸びと色の張りが整います。5〜9月に、規定より薄めた液体肥料を月1回ほどが目安です。ホワイトゴーストは育ちがゆっくりなので回数を半分ほどに、接ぎ木のマハラジャは台木の芽が出やすくなるので控えめにします。冬と植え替え直後、調子を崩しているときは与えません。

冬はどこまで水を減らせばいいですか?

10℃前後を保てる場所なら、土が完全に乾いてからさらに数日おいて、月1回前後の少量で足ります。水を控えるほど株の中の水分が減り、寒さに耐えやすくなるので、冬の水やりを減らすことはそのまま寒さ対策になります。逆に、暖かい室内で15℃以上を保てている株は生育が続くので、そこまで減らさずに生育期に近い間隔で構いません。温度と水はセットで決めます。

白い部分が茶色くなってしまいました。元に戻りますか?

焼けた跡が元の白さに戻ることはありません。白い部分には葉緑素がほとんどなく、強い光を受け止める仕組みを持たないため、置き場所を変えた直後や日射しの強まる時期に焼けやすくなります。光を和らげた場所へ移して、新しく伸びる部分が健全に育つのを待ちます。移すときは1〜2週間かけて慣らすと、次の焼けを防げます。

ホワイトゴーストの枝の根元がブヨブヨして、枝が倒れてきました。株は助かりますか?

柔らかくなった部分は戻りませんが、硬い部分が残っていれば株も枝も残せることが多くあります。消毒した刃物で、断面に茶色や黒の筋が見えなくなるところまで切り戻し、乳液を洗い流して1〜2週間ほど切り口を乾かします。切り取った枝のうち硬く健全な部分は、挿し木にすると発根します。根元の傷みは土の過湿や冷えから始まることが多いので、残した株は水の間隔を空け、冬は10℃を切る前に室内へ取り込みます。

ホワイトゴーストから緑色の枝が出てきました。光が足りないのでしょうか?

光不足で色が薄くなるのとは別に、ホワイトゴーストは株によって緑の枝が出ることがあります。白と緑の混ざり方がもともと安定していない性質によるものです。緑の枝は栄養を多く作れるぶん勢いが強く、そのままにすると白い部分より早く育って株の見た目が変わっていきます。白い姿を保ちたい場合は、緑の枝を付け根から切り取ります。切った緑の枝は挿し木にすると、丈夫な緑の株として育てられます。

マハラジャの扇を切って、挿し木で増やせますか?

扇の部分だけを土に挿しても、根が出ることはまずありません。白く色素の抜けた扇は自分で栄養をほとんど作れず、根が出るまでの体力が続かないためです。扇を増やしたいときは、切り分けた扇を根のある緑のラクテアやキリン角に接ぐ接ぎ木にします。気温の高い5〜7月に行い、切り口の中心の輪どうしを合わせて固定し、2〜4週間ほど接ぎ目に水をかけずに置きます。

彩雲閣(トリゴナ)とラクテアは同じ育て方でいいですか?

置き場所や冬越しの考え方はほぼ同じで、10℃を目安に室内へ入れれば大きく外れることはありません。見分けるには葉を見ます。生育期に稜の縁へへら形の葉が並んで残っていれば彩雲閣、葉がほとんどなく白い大理石模様が目立てばラクテアです。彩雲閣は葉を付けているぶん、生育期の水をやや多く使います。

室内だけで育てても大丈夫ですか?

室内だけでも育てられます。要になるのは光で、南か東の窓辺のガラスから1m以内に置くのが目安です。窓辺が取れない場合は植物育成用のLEDライトで補います。室内は土が乾きにくいので、水は竹串や鉢の重さで乾きを確かめてから与え、換気かサーキュレーターの弱い風で空気を動かします。窓のほうへ傾いてくるので、1〜2週間ごとに鉢を回すとまっすぐに育ちます。

縁
縁側 編集部オベサ鉄甲を中心に、塊根植物とユーフォルビアの育て方と選び方を、静かに言葉にしています。

入荷のお知らせと育て方の便りを、月に二度。

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